近畿ブラ歩き2

以前のブログを踏襲します

堺の食レポを行う時は、此方の2店を外すと物笑いに成ります

食べ歩きをして、ブログやSNS等で自己満足で投稿される方は多い中、物事の本質を解って居ない方も多数居ます。

京都と堺は、或る意味よく似て居る環境で永く其の土地に在住して居る方が口にする言葉が優越感で他者を蔑む事を平気で言い放つのですよ。

京都は、御土居で囲って居る中だけを本当の京都だと言うのですよ。 

堺も良く似た物で、お堀(環濠)ので中が堺なのだと旧市民は言うのです。

何方も狭い土地の中でとやかく言って居ますが、歴史と文化を紡いできた自負と誇りが言わしめるのです。

京都の場合は、如何し難い史実が言わしめているのです。其れは豊臣秀吉が都の区画と町割り整理して御土居で囲む範囲を洛中とし、其れ以外は洛外としました。

其の名残りが、京都の東西南北に洛の字を冠を付けて其の地を呼称した事が今も使われています。

話は少し逸れましたが、何が言いたいかと言いますと、其の地の歴史も知らんで軽々しく語るなと申したいのですね。

其の土地土地の美味し物を追いかける事は決して悪い事では有りません。人様に迷惑を掛けずに節度有る行ないすれば他者は何も言いません。

午前中に飲料水を買い求めてチャリンコを濃いで環濠内は入る橋を渡り、堺のど真ん中に有る食品スーパーマーケットを行くなか創業が江戸時代の始めに旧環濠内に在る神社境内で店を構えて居た餅屋が止む毎亡き事情で神社から離れた場所で店を営んで居り、其処も堺では五指に入る和菓子屋です。

其処を素通りして、少しチャリンコで走行した場所に創業60年の大衆食堂が有ります。

此方は、前日から仕込んだ銀シャリを開店前に炊き立てを提供する市内外で名前が知れ渡っている「銀シャリ屋ゲコ亭」の屋号で長く地元に親しまれて居ます。

此方で、食事を摂ると最低野口英世2枚を用意しなければ成りませんね。(笑)

路面電車の線路挟んで真向かいに在るのが堺で五指に入る甘味処「かん袋」と呼ばれる此方も堺市内外からの遠方客で賑わって居ます。

堺市大阪市を繋ぐ、両市民から支持される大阪府内で2社在るローカル鉄道で、此方の阪堺電軌軌道株式会社は路面を走行するチンチン電車です.

市内外の来店客らを迎えるタメに此処10年位でお店周りの土地買い占め、以前はまともに駐車場も無い店が更に繁盛して居ます。

此方が、地元住民が慣れ親しんだ甘味処かん袋の全体像です。

かん袋の玄関口でして下さい入口の左側にテイクアウト用商品見本が飾られています。

かん袋の売りは、くるみ餅と呼ばれて居る枝豆用の大豆を粗く潰さずに石臼で挽いてずんだ餡をペースト状して餅(白玉団子)の上から敷き詰める様に包むのでくるみ餅と読んで居ます。

良く間違われるのが、胡桃で拵えた餡なのでくるみ餅だと勘違いされるのです。

50年位前には、皿1杯50円で販売して居ましたが、時代の流れで値上がりして400円位か?若しくは其れ以上支払わなければ成りません。

私が最後に訪れたのが30年以上前ですのでどの様に成って居るのか判りません。

テイクアウトに触れましたが、持ち帰りのお土産は3人前から承って居り、少量の容器はプラスチックで或る人数分からは陶器の容器も有り、陶器の容器代が高い思えたらプラスチックも有りますのでお客様の要望通りにくるみ餅を詰めて頂けます。

くるみ餅の他に、各種かき氷や冬場なら善哉と抹茶が頼めます。

平日でも店が混み合い、土曜日日曜日は市外から来られる客が多いので私も足が遠退いて居ます。

此の投稿で、久しぶりに食べたく成ったので頃合い見て訪れてみたいと思いました。

訪れる際は、ネットでお店情報を調べて行かれたら間違いないと思いますが