近畿ブラ歩き2

以前のブログを踏襲します

道を間違って六道珍皇寺まで順番を飛び越して仕舞った

鳥辺野が伺える五条坂反転して、名所案内板の建って居る脇道に入り、一路ひたすら第一の目的地まで歩いたが予想もしない場所に出て来て仕舞った。

其れを見た途端、「あちゃあ」と声が漏れ、亦始めから戻るのも胸糞悪いので逆に1箇所1箇所戻る形で名所を撮影しました。

 

此方は、六道珍皇寺(ろくどうちんのうじorちんこうじ)と呼ばれ、彼の世と此の世の境界とも謂れ、鳥辺野の死者達弔う鎮護寺とも呼ばれ、参議小野篁の邸宅地に在る井戸から彼の世冥府に通じております。

何を行なう為に井戸に降りたかと申しますと、冥府の閻魔天に請われて地獄の十王の傍で亡者達の裁きを伺い、生前の行ないに良しに付け悪しに付け見落としの誤りが無いか補足して諫言する役目を閻魔天から申し付けられて居ます。其れ故に毎晩よなよな起きて井戸を通じて冥府に毎晩通って居ます。

特別拝観期間は過ぎて居るが、門扉が開けられて居るのでインフォメーションを通して呼び懸けたら襖が開いて前の4名の参拝者が中に通されました。

 

春・秋の特別拝観、毎年8月7日〜10日お盆の精霊迎え「六道まいり」12月24日小野篁の命日の御朱印特別授与の期間全てに参拝参詣して居るので、拝殿と中の様子は熟地して居ますので気が向けば拝観に訪れたいと思います。

 

門扉から中を伺った光景です。

 

門扉毎で合掌して中で撮影した光景です。

 

此方は、拝殿に向かう途中右横に在る、小野篁閻魔天の木像口お祀りして居るお堂です。

 

小野篁像を金網ガラス戸越しに何度も撮影を試みましたが、やはり何度試してもまともな映像が撮影出来ませんでした。

 

閻魔像は、幾分観れる程度で撮影出来ました。

  

拝殿前左側には此の世に生を受ける事ができなかった水子の魂を祀る水子地蔵です。

此れも閻魔天と深く関わりが有り、閻魔天の化身が地蔵菩薩だと謂れ、賽の河原で水子が逆縁で父母に詫びる為に石を積んでは地獄の獄卒に積んだ石を蹴散らされては積み直すと言う事を繰り返し、其の光景を地蔵菩薩が慈愛の眼差しで見守って居る事を地蔵和讃では謳われて居ます。

 

拝殿正面でして、先ほどの4名の観光客らが襖が開けられたので中に通されて入って行きました。

 

拝殿右側に目を向けますと、例の井戸が伺う事が出来る?うぅんそうだったかな?今一度次の映像で確認したいですね。

 

あちぁ?完全に撮れて居ない!

確か、格子戸から微かに見えた様なのですが記憶が曖昧です。🙏

ですが確実に見るには、拝観を許された拝観日以外に伺う事が出来ません。

其の時は、公開される殆どの寺宝が見る事が出来、庭も拝観出来て外に出て冥府に繋がる井戸と中の様子も見る事が出来ます。

実際、私が此の目で観たので嘘は申しません。(笑)

次回の投稿は、六道珍皇寺界隈の様子を紹介します。