近畿ブラ歩き2

以前のブログを踏襲します

或る一団と同行して

此の方達と一緒に同行したのは、西国觀音霊場札所の手前まで同行しました。

 

三箇所目のダルマ奉納所です。

此の方の一団、両親と幾人かの兄弟姉妹と子共達十数人居る中国人家族旅行の一団です。

耳を澄まして聞いて居ると、中国語が飛び交い、ああインバウンドで中国人が訪れる事が無い場所をインターネット上で知らべて来られたのだと判りました。

多分、赤い大小のダルマの映像がに引き連れられて勝尾寺に興味を持ったのだと理解しました。

従兄弟や兄弟の中に、一番小さな2歳位の女児を囲んでお兄ちゃん等が構っている微笑ましい光景がまた良いのですよ!

今では見る事が出来無い昭和の古き良き光景を垣間見る事が出来ました。

最後の映像ですが、ホント目に余る程、石をふんだんに使った石垣が行く所行く所で出会うのですよ。

寺域は創建が古いのですが、石垣は加工の出来を伺いますと、幕府二代将軍秀忠の時代に流行った石積工法みたいです。

秀吉以前は、穴太衆が手掛けた穴太積みが主流ですが、家康・秀忠の時代は一国一城が定められ、城郭を改築する際は穴太積みから切込接ぎや押し込み剥ぎの技法を駆使して贅沢に城郭を改築した様です。

次回は、勝尾寺の寺域を支えて居る石垣の見事さを紹介致します。