近畿ブラ歩き2

以前のブログを踏襲します

四条傘鉾

此方の傘鉾、同じ冠を名乗る鉾が前祭りの巡行で見られます。

綾傘鉾と四条傘鉾の二基で、此の項では後者の四条傘鉾です。

 

四条傘鉾保存会が、運営する販売所が四条通の路面に設営されて居ます。

 

山鉾巡行に於きましては、当日担ぎ山に御神体の傘が飾られますが、宵宮までは他の鉾と山同様に御神体の飾り付けは為されて居ません。

 

四条傘鉾は、織物の垂りなどの傘と棒振りばやしが巡行する古い鉾の形態である傘鉾の一つで、応仁の乱以前に起源をもち、傘の上には御幣と若松を飾る。明治4年に巡行に加わって以降と絶えていた四条傘鉾も、昭和60年、町内の人々の努力が実り傘鉾の本体が再興され、昭和63年から巡行に欠かせない踊りとはやしが復元され、32番目の山鉾として巡行することになった。なお、踊りとはやしは、室町時代に京都から広まった風流踊で、今も滋賀県の滝樹神社に伝わる「ケンケト踊」を参考に復元したものである。

垂りは鈴鹿雄次郎制作の麗光鳳舞之図である。

次回の投稿は、昼食を摂ろうした時に不快感を味わった出来事を紹介します。