此方のお店の情報は、20年前から或る情報誌に投稿され、注目して居ました。
だが認識してからは一向に足が向かず、今回下鴨神社発祥のみたらし団子の記事投稿を企画し、初めて伺わせて戴きました。
今回以前にも葵祭で2回ほどお店の前を素通りして居まして、バス乗車時も何度も車窓から店を伺って居ました。(笑)
私も拘りが有りまして、或る時期のみつばち看板メニューが食べたくて時宜を伺って居ました。
今回が其の時で、躊躇せず訪れました。



店内に入ると、女性ばかりで、女子大生、若い女子Ol、母と女子小学生の親連れ等々入店が続くでは無いですか?女子人気甘味処なのだと改めて再認識致しました。😆
オーダーを挙げると、熱々の焙じ茶と簡易ナプキンが置かれ、店内の様子を伺って居ました。
待つ事、10分位でお目当てのカキ氷が出て来ました。

此方が、夏季限定「特製あんず氷」です。
あんずが出回る時期に、蜜(ペースト)の原材料と成る杏を沢山仕入れ、店独自の製法であんずをペーストに精製して期間限定で提供して居るのです。
是を食べたくて、時宜を伺って居ました。
今まで来れなかったのは、此の界隈を散策する機会を得ず、季節も限定されて居るので余計に敷居が高かったです。


氷に懸けられたあんず蜜を少しスプーンの先で舌に運ぶと、あんずの甘酸っぱい味と芳香が鼻腔に残り、余韻を楽しめました。
氷を中近くまで削り進むと、搔き削った氷の層に他の店との違いが、目と舌で氷の違いが手に取る様に解りました。
表層は少し粗め、中は粉雪の如くキメ細かく氷が削り、粉雪の様な淡雪の様な柔らかさで積み重ねて居ます。
或る程度、氷を食べてトッピングとしておまけに付けられた寒天と赤えんどうを氷の上にばら撒き、スプーンで掬って味変を楽しむ。
先付けの様に出された寒天と赤えんどうに小さな短冊二枚に店の配慮が記されて居り、私は充分に足ると感じてあんず蜜の追加を辞め、あんず蜜と氷を混ぜに混ぜてシッカリ氷に馴染ませてカキ氷を最後の一掬いまで堪能しました。
清算時には、自分の感想を店員さんに述べて店を辞しました。
店近くのバス停で河原町まで乗車し、高島屋に立ち寄ろうと思いましたが、どうやら年数回の店休日で此の日は、大阪難波店も店休日でした。
致し方なくもう少し歩いて大丸まで足を運び、烏丸駅烏丸帰路に着きました。