いやぁ、数十年振りに「妖星ゴラス」を鑑賞したが、当時観た時とは180度観察眼が違って居ました。
終盤、南極大陸に居付きのトドに似た怪獣が暴れるシナリオでお茶濁すと言う感を抱いて居ましたが、数十年の時を経て再度観直すと亦違った景色が見えて来るのです。
映画シナリオとしては、遥か宇宙から地球質量6,000倍の天体(赤色矮星)が地球に近寄り衝突するシナリオが描かれ、人類が此の困難を度の様に凌ぐが焦点を当てられ、余人の発想では思いも依らない奇想天外の方法で衝突回避するストーリーです。
映画の見所は、豪華俳優陣の演技と特撮技術の演出です。
映画製作費も然ること乍、豪華俳優陣に支払うギャラもバカには成りません。
あの当時に、良くアレだけの作品を製作出来たのは、現在とあの当時の映画製作の価値観が違うから製作出来たのだと思いました。