近畿ブラ歩き2

以前のブログを踏襲します

菊水鉾・郭巨山・芦刈山

保昌山からメイン通りが有る四条通まで一旦戻り、菊水鉾まで辿り着きました。

 

此方の菊水鉾、1864年の兵火で焼損しましたが、88年後の昭和27年に一部焼け残った懸装品部材を使って新調されました。

昭和の戦後7年目(1952)に復活して、2平成26年(2014)に大船鉾が140年振りに復活しました。

更に8年後の令和4年に鷹山が復活しました。

此れで、全て復活したかと思いきや未だ1基(布袋山)と言う休み山が存在し、京都市民から忘れ去られて居ます。

 

 

今度は、少し離れた場所に居を構えて居る郭巨山へ向かいました。

郭巨山は余り馴染の無い担ぎ山ですが、山に懸けられて居る四方の織物は、どれ取っても国宝級の文化財です。

 

謡曲「芦刈」から創造した担ぎ山でして、芦刈山も四方の前懸と見送は山口華楊原画の緞通「擬視」と綴織「鶴図」、胴懸は尾形光琳原画の「燕子花図」等豪華絢爛の装飾を演出して居ます。

次回は、木賊山(こくさやま)を投稿します。